東急ホテルズ＆リゾーツ株式会社（東京都渋谷区、代表取締役社長 村井 淳）は、アサヒユウアス株式会社（東京都墨田区、代表取締役社長 高森志文、以下「アサヒユウアス」）と協業し、当社が運営するホテルの客室アメニティで使用済みの歯ブラシとヘアブラシをアップサイクルし、各ホテルの顧客層に合わせた商品を開発することで廃棄物の削減に取り組みます。第一弾として靴べらを開発し、新大阪江坂東急REIホテルで2023年10月1日より、靴べら付きの宿泊プランを販売いたします。

本取り組みは、当社が運営するホテルの客室アメニティで、株式会社カネカ（東京都港区、代表取締役社長 田中 稔、以下「カネカ」）が開発したカネカ生分解性バイオポリマー Green PlanetⓇ（以下「Green Planet」）※1 の歯ブラシおよびヘアブラシ※2 を、アサヒユウアスの技術でアップサイクルし、ホテルの顧客に合わせた商品を開発するものです。
第一弾は、2022年にアサヒユウアスと協働でサステナブルなイベントを開催するなどご縁のあった新大阪江坂東急REIホテルを選定し、同ホテルの顧客にビジネス利用のお客様が多いことから靴べらの開発に至りました。同ホテルでお客様が使用したGreen Planetの歯ブラシとヘアブラシからアップサイクルした靴べら付きの宿泊プランを設定し、当該プランを利用したお客様に配布します。

東急ホテルズ＆リゾーツは、ホテル事業を通じて「持続可能な社会」の実現に貢献するべく、2019年に【サステナブル方針】を制定し、「地球にやさしいホテル・まちにやさしいホテル・ひとにやさしいホテル」という3つのサステナビリティ（目指す姿）と6つのサステナブル重要テーマ（社会課題の中から重点的に取り組んでいくテーマ）を定め、SDGs（持続可能な開発目標）の観点を深く認識しながら、ホテル事業を通じて「持続可能な社会」の実現に貢献してまいります。